お疲れさまです。
人間関係に悩まない人はいないといっても過言ではないと思います。
どこにいても人と人の接点がある限り、何かしら感じることがあると思います。
私にとって4か所目となる現在の会社での、初めて感じる違和感や思うことを書いてみます。
辞める人が多い会社
私が45歳にして転職した今の職場はそこそこ大きくて、長く勤めるには悪くない会社だと思い、入社しました。しかしある時期、結構な人数が退社したことがあります。
私は転職してきて3年半になりますが、真面目な人ほどきつくなっていくのかなと感じました。
どこでもいらっしゃると思いますが、自分より上か下かで人を判断し、人によって態度を変えるという人や、口が軽い人も多く、相手の事を考えず他言したり噂話をたてたり…。若手の子がミスをしたら、自分のせいではないとアピールする上司もいます。
この会社で生きていくという事は、自分の常識をねじ曲げて、それに馴染んでいかないと生きづらくなっていくんだな、と思うようになりました。私が今までそんな人にあまり出会わなかった事は本当に幸せだったのだと思います。
皆さんの職場は、いかがですか?
それとも、この10年20年の間に人間は変わってきたのでしょうか…
テレビを見ていても、このような人達の方が人気があるように思えて、世の中が変わってきたように感じています。毒舌が受け入れられ、言ったもん勝ちのような社会が繁栄するのはどうでしょうか。
自分を出し過ぎる人たち
戦後の日本は貧しくて、みんな生きるのに精一杯だったそうです。でも今は、豊かになって自由になり、自分を出し過ぎることで人と衝突したり。人を非難したり、非難されたくないから攻撃したり。今では、我慢という言葉は古臭いイメージになってしまいましたね。
相手の気持ちさえ考えられたら、もっと人間関係はうまくいくと思うのですが…
こういう人が多い職場にいる人は、相手を変えることは出来ないので、自分が強い意志をもって染まらないようにするか、どうしてもストレスが溜まって仕方ない場合は、その場所から早く離れるべきかもしれません。
言葉に気をつける
人間関係は、言葉ひとつだと思います。
言い方ひとつで、相手の感じ方は全然良くなると思います。
同じことに対して、「○○です」「○○だと思います」「○○ですよ」「○○知らないんですか?」と、表現のしかたで、言われた人の感じ方は全然ちがいますよね。前者2つはよいとして、3つ目はすごく圧を感じますし、4つ目はもはや口撃ですよね。
自分が言われて嫌な言い方は人にしないようにすればいい。それさえ考えて発言できるようになれば、おのずと人間関係はうまくまわると思うのです。
目上の人 ~上司の在り方~
また、年齢を重ねれば重ねるほど、言葉には気を使ってほしいと思います。
会社に長くいる人は会社の事をよく知っているでしょうが、それは当たり前のことで立派でもなんでもありません。同じく、役職がついているからといってその人のすべてが秀でている訳でもないのです。みんな同じ人間です。
何かを伝える時、知っている事を知らない人に知識として伝えるだけでいいのです。
威厳を保ちたいという気持ちが先立つかもしれませんが、その必要はありません。部下は目上の人をしっかり見ていますし、威張って教える人を尊敬したいとは思わないからです。
逆に、そういう人が丁寧に教えたり接することで人は心を開き信頼し、人間関係が円滑にいくことで仕事も向上するにちがいありません。それが一番ベストだと思います。
お互いに気持ちよく仕事ができて、生産性も上がる。
「実るほど頭が下がる稲穂かな」
稲の穂が実を熟すほど重くなって垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれ、かえって他人に謙虚になるということ。
人の上に立つ人には特に気をつけてもらえると幸いです。私は、みんなが気持ちよく過ごせる世界になってほしいと思います。
この記事を多くの人が見てくれて、少しでも人間関係改善に役立ってくれることを祈ります。
最後までお読みいただきありがとうございました。