幼児期とは、
1歳~6歳頃までの子供のことを言うそうです。
この頃の子供の成長は目まぐるしいものがあります。
1歳になる頃によちよち歩きが始まり、6歳小学校入学前には、もう走り回っています。
体の大きさを見ても、できる事を見ても、日々確実に成長しています。
生活の中のすべての物や出来事が新しいことばかりなので、何もかもが興味津々です。
そこから色々な刺激を受け、心も体も育っていきます。
この時期は、自分で何もできない赤ちゃんから、生きていくための基本的なことを習得する時です。
服を着たり、箸やスプーンを使って食事をしたり、お風呂に入ったり、お喋りしたり。動物ではできないことを、人間の赤ちゃんは日々学びながら上手にできるようになっていきます。
今回は、私が思う幼児期のこどもに必要なことを書いてみようと思います。
脳への刺激
うちの子供が幼い頃、よくおじいちゃんおばあちゃんの家に泊まりに行っていました。
そして家に帰ると、子供がとても成長しているように感じていました。
それは、家以外の場所に行くことや、親以外の人と接することで、子どもの脳によい刺激となり、成長するのだろうな~ということでした。
その家には、ひいおじいちゃん・ひいおばあちゃんもいて、たまに近所の人が遊びに来たり、子供にとっていとこになる子供達も泊まりに来たりして、とても賑やかでした。
初めはビックリして行動が止まったり、じーっとみんなを見ていましたが、だんだん慣れてくると、自分も一緒に輪の中に入ろうとしているのがわかりました。
二人目の子なら、兄や姉の動きを見て真似をするので、自然と脳への刺激も多いのですが、初めての子の場合は、そういう事は少ないですよね。
なので、公園や子ども施設に出かけ、子ども同士が遊べる場所へ行くことは、とてもいいと思います。
しかし今の時代、核家族化が進んだことで家の中は親子だけになり、加えてコロナ流行時は外出することも、おじいちゃんおばあちゃんの家に行くことも敬遠され、家の中だけで過ごすストレスは親子にとって計り知れないものと考えられます。
周りの人はできるだけ、そんな親子のフォローをしてあげれるといいですね。
今はビデオ通話ができる時代なので、是非利用してください。
日々育児をしている人が一番ストレスがたまるので、たまに育児から解放してあげて、自由にストレス発散する時間をつくってあげる事がすごく重要だと思います。育児は24時間休みなしですから。
絵本を読む
脳への刺激という意味では、絵本はとてもいいと思います。
0歳~2歳ころの子供には、簡単なくり返し同じ言葉がつながっている絵本などが読みやすいと思いますが、3歳~年長さん頃の子供は何でも理解できるようになっているので、言葉が多い絵本でも充分楽しめると思います。
絵本は自然と想像力がふくらみ、言葉のボキャブラリーも増え、表現力も豊かになるので、幼いころから絵本に親しみ、心が柔らかいうちにいろいろな教養を身につけさせるのに最も適していると考えます。
また、登場人物の気持ちを考えることが出来るようになる事は、社会において大切な学びになると思います。
私は、毎日子供が寝る時に、一人一冊読んでほしい本を選ばせてお布団の中で読んでいました。
その時間を子供はとても楽しみにしていました。
お布団のあたたかさで最後まで起きていられず、途中で眠ってしまう時もありましたけど。
お昼寝をする前に読んであげてもいいですね♪
何回も同じ絵本を読んでと言ってくることもありましたが、その時にハマっている絵本なので、何回も読んでいました。理解が深まって納得できたり、飽きてくるとそのうち違う絵本を選ぶようになります。
お布団の中でも、ひざの上に座らせても、一冊の絵本を見るので自然とスキンシップもとれ、会話も弾み、心も豊かになり、いいことづくめです!
絵本の世界は、子供たちの心に印象的に残り、たくさんの絵本にふれるほど、心優しく知性ある子に育ってくれること間違いなしです。
眠ること
そして、何よりも大切なのが睡眠です。
「寝る子は育つ」と言われるように、寝ている間に成長ホルモンが分泌されるので、骨や筋肉が成長しし、免疫力も上がります。
幼児期は12時間前後の睡眠が必要、乳児期はそれ以上の15時間くらいは必要という事になります。
それぞれの家庭の生活リズムがあると思いますが、なるべく早く寝せるようにしたいですね。
そう聞くと、なかなか寝ない子のお父さんお母さんは、寝てくれない事にイライラしてしまうかもしれませんが、焦らなくても大丈夫です。
不思議ですが、大人でもあまり睡眠をとらなくても元気で健康な方っていませんか?
その子はそういうタイプかもしれませんね。
または、その子なりのリズムがあるのかもしれません。睡眠にも個人差はあると思うので、お昼寝などで調整できたらよいと思います。
ある大学の研究では、現代社会の夜型化にともない、乳幼児の就床時刻が遅くなると、成長していく過程で、精神的な健康を損なう可能性も指摘されています。
睡眠は人間が生きるうえでとても大切なことです。
子供だけでなく私たち大人も、睡眠時間を確保することは精神を安定させる意味でも非常に重要なことかもしれません。
寝ている間に日中の記憶の整理をしたり、体内の修復をするそうです。
昼と夜のメリハリをしっかりつけ、夜は早めに寝るという生活習慣を身につけましょう。
心の安定
これは、ハグ が一番です。ハグってすごいんです!
それだけでスキンシップがとれ、安心感も得られ、愛情を確認できる。
すごい、心の栄養になるんです!
30秒ハグするだけで、その時の 1/3 のストレス解消になるそうです。
娘は私によくハグを求めてきます。それは高校生になってもです。そんな子はなかなかいないかもしれませんが、ハグが一番好き♡ と言っています。
私は母親にハグを求めるタイプではなかったし、今でもスキンシップをほとんどとろうとしない人なのですが、娘に求められてハグをすると、私も心が落ち着きます。
とはいえ、触られるのをあまり好まない子もいますので、子供の様子を見てできる時にやってみて下さい。
その子のスキンシップは違うやり方が合うのかもしれません。
男の子は成長するとハグなんてさせてもらえなくなりますから、是非、今のうちに❤
幼児期のこどもに必要なこと、4つお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。
子育ては思うように、なかなかいかないもの。
いろいろと試してみて、その子に一番いい方法を取り入れてみて下さい。
親子にとって良い関係が築けるよう、かげながら皆さまを応援しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。