少子化を考えた時に見えてくるもの

こんにちは。

私の住んでいる街を歩いて思うのですが、どこを見ても、若い人よりも高齢の方のほうが多くいらっしゃるので、高齢化が進んでいるなと実感します。

今は10人に1人が、80歳以上の方だそうです。

会社内でも、70歳近くの方が何人も現役で働いていらっしゃいます。

医療が発達して長生きをする人が増え、昔とは食事も違うので高齢でも元気な人が多いと言いますが、自分が高齢になる頃には、年金もあまり無く、生活できるか今から不安で仕方ありません。

このような社会の中、子供を産むことは、決心のいる事のように思います。

今回は、私が考える少子化になる理由を二つ書いてみようと思います。

核家族化

私は、核家族化が少子化の原因の一つになっていると思います。

今は女性も社会で活躍する時代となっています。

私も働く女性の一人ですが、第一子を出産する時に育児休暇を1年取らせていただきました。

第二子を出産する時も育児休暇を1年とらせていただきましたが、主人の転勤と重なり、そこで退職しました。

主人のお給料だけでなんとか生活は出来たので、私は専業主婦としてやっていけたのですが、それは恵まれていた方かもしれません。

夫婦どちらかのお給料だけで生活できない場合は、共働きをしなければなりません。

夫婦二人とも残業が多い仕事や不規則な仕事だと、結局保育園に預けられる時間も限られているのに誰も子供をみてくれる人がいない場合は、どちらかが退職せざるを得ないということになります。

そもそも、預かってくれる保育園が無い場合もあります。(待機児童)

物価の上昇もあり、生活が苦しくなる人も多く、子供を育てながら仕事を続けることが難しいと、子供を産むことを断念する人もいらっしゃる気がします。

これが、昔のように近くに親がいると、時間もお金もお互いに助け合いながら、子育てや介護ができるので良かったと思います。

核家族であることによって、現実的に子供を産んで働くことが難しいという事は多々あると思います。

地球温暖化

もしも私が、今から子供を産む年代だとしたら、地球温暖化はすごく重要な問題だと考えます。

毎年、最高気温を記録する時代、いま子供を産んだらその子が10才20才になった時、この地球はどのようになっているのだろうと考えます。

夏はもう外に出れる状態ではないような…。

そんな世界に生きていくことは子どもが不幸な気がします。

私は昔、都会の方のアパートが立ち並ぶ団地に住んでいたのですが、会社には車で通勤をしていて、会社から帰る時、外気温の表示が、アパートに近づくにつれて、2度くらい高くなっていったのを覚えています。

工場が多い地域から住宅密集地に帰るのに、夏はエアコンの室外機の多さによって、こんなに温度が上がるんだと思いました。

私たちが快適な環境を求める反面、他の国の人たちは、40度の灼熱の暑さでも冷房など無い生活をされていて、山火事や大雨など、災害に見舞われる人のことを考えると、やはり一刻も早くこの問題をどうにかしなければならないと思っています。

国がするべき事とは別に、私たち個人も環境について考え、出来ることを頑張りたいですね。

 ・省エネを心がける(エアコンや冷蔵庫の設定温度を弱くする)

 ・ゴミを出さない生活をする(使い捨てをやめる・ある物を再利用するなど)

 ・CO2を排出する車から、環境にやさしい車に変える

 ・木を植える。または、木を切らない。

などなど。

木に関して。

地球上で唯一、CO2を吸収してくれて、酸素を出してくれる “木”

樹木を増やすことがすごく大切だと思いませんか?

でも私たち個人が出来ることは少なく、公共事業などで山を開拓して住宅地や道路にするというような開発はもうやめて欲しいと思います。

人口が減少している日本に、今以上に住宅地も道路も必要ありません。

現状に満足し、大切にして、維持していくことが大切です。

後世のために自然を残したいです。

まとめ

今は多様化の時代でもあり、結婚しなくてもいい、子供は産まなくていい、と思う人も多いかもしれません。

でも、もっと良い環境を作ってあげれば、若い方の考え方も少しずつ変わってくれるのではないでしょうか。

少子化問題は、何をどこから手をつければよいか分からない状態ですが、いま子育てをしている人への支援と同じくらい必要なのは、これから子供を産んで育てる年代の人たちが、未来への希望がもてる社会をつくってほしいと願います。

その為には、出産育児にかかる費用だけの問題ではない事を認識する必要があります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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