2024年は元旦に能登半島が地震に襲われ、その後も各地で大きな地震が発生しています。
地震は、想像もできない時に突然やってくるという事を思い知らさせました。
なんの前触れもなく突然やってきて、立っていられず、建物から逃げることも大変な事ということがニュースを見ていてよく分かりました。
南海トラフや首都直下型地震も近い内にくると恐れられていますが、日本中の地震が活発化しているのをみていると、実際に迫ってきているように感じています。
防災グッズ
今回本当に身近な場所で地震がきた時の事について真剣に考え、防災(避難)グッズを揃えたので、皆さんに共有したいと思います。
実際に準備して分かった事は、ペットボトルなどの重い物は、避難する時には持ち出せないという事です。それを踏まえて、下記のように分けて考えてみました。
① 一旦、避難する時に持って行くリュックサック
② 少し状況が落ち着き、自宅に帰れる時に、自宅に常備しておく物
リュックサックに準備するもの
懐中電灯、レジャーシート、軍手、レインコート、くつ下
紙コップ、割りばし、サランラップ、アルミホイル、ビニール袋
常備食 → 乾パン、あめ、カロリーメイト etc.
スリッパ [くつが無い時や避難所での生活使用]
体育の先生が持っている笛 [音で現在地を伝える]
マスク、カイロ、消毒液、ばんそうこう、包帯、はさみ、綿棒
アイマスク、歯ブラシ、プラスチックカップ、ドライシャンプー
非常用トイレ、ウェットティッシュ、ポケットティッシュ、ナプキン
※ 家族の電話番号を書いた紙
※ 暗証番号やパスワードを書いた紙
自宅に常備しておく物
ペットボトルの水 1 箱(2リットル×6本)
ウェットティッシュ 1 箱
ビニール袋、ナプキン 1 袋
ガスコンロ、コンロのガス
常備食 → レトルト食品、乾パン、袋ラーメンやカップ麺、缶詰など
ポータブル充電器
※印 家族の電話番号を書いた紙 → なぜ ❔
私たちはパソコンやスマホに生活のほとんどを頼りがちですが、地震だけでなく、最近よく聞く太陽フレアの接近によっても、すべての電子機器が一時的に使えなくなるそうです。
どれくらいの期間、使用できないのかは分かりませんが、ほとんどの情報がそこにあるとしたら、、、想像できますか?
非常時の固定電話が設置されても、家族の電話番号がわからなければ電話がかけれない…。
今どきアナログ?!と思われるでしょうが、災害時にはアナログが一番なんです!
皆さんも是非、大切な人の電話番号を紙に書いて準備しておいてはいかがでしょうか。
必要だと思います。
地震が来たら、とにかく建物の外に出る!
地震はいつ来るかわかりません。
家にいる時、学校や職場にいる時、通学通勤途中など。
その瞬間、テーブルの下や机の下に隠れる人は多いと思います。
私も子供の頃、学校の避難訓練ではそのように習いました。
今回の能登半島の地震は、お正月の出来事だったので多くの人が家の中に居たと思いますが、こたつやテーブルの下に身を隠した人が多くいたのだと思います。
しかし、そのまま家屋が倒壊して、テーブルの隙間にはいたけど、救助が間に合わなかった…。ということもテレビのニュースで見ました。
10年未満に建築した耐震構造の建物でない場合は、崩れる危険があるので、とにかく外に出なければなりません。
耐震構造の建物であっても、ガラスが割れ、家具も倒れ、出入り口が歪むと閉じ込められる危険もあり、とにかく早く外に出る方がいいと思います。
皆さんが日頃よくいる場所を見て、いざという時の事を考えておいて下さい。
人間が特に無防備になっている時間、睡眠中も容赦なく地震はきます。
ですので、寝室には背の高い家具は置かないことです。
そして、避難ルートも考えておくとよいですね。
一旦外に出たら広い場所まで逃げ、まわりを見回して状況を確認して下さい。
この時に、リュックサックを持って出たいですね。
津波警報が鳴ったら
とにかく急いで高い場所へ逃げてください。
高い場所が遠い場合は、車で避難できるといいですが、みんな一斉に避難を始めるので、どこかしらで渋滞が起こってくるはずです。
行けるところまで行って、人の邪魔にならない場所に車を停めて、降りて走って高いところへ避難しましょう。
ここで大切なのは、車は渋滞の邪魔にならない場所に停めるという事です。後ろの人が通行できなくなるような場所に停めてはいけません。
東日本大震災の時も同じ現象が起き、渋滞で止まっていた車にも津波は容赦なく迫って来て、少しでも高い場所にいた車は助かり、渋滞で止まってしまっていた下の方の車は流されたという話も聞きました。
たぶん、高い場所も車を停めれるスペースは限られているので、一斉に皆が行ってもどこかで止まって渋滞してしまうと思います。
津波がくる事と逃げる事は一刻を争いますので、みんなで助け合い、みんな助かるようにして欲しいと思います。
津波警報が鳴らなくても
海に囲まれた日本での地震は、津波がつきものだと思うようになりました。
たとえ津波警報が鳴らなくても、一旦高い場所に避難する方が賢明だと思います。
本当は鳴るべき警報も、停電や何かのトラブルで鳴らないのかもしれません。
避難すれば、自然と状況はわかります。
とにかく、一旦高い場所に避難しましょう!!
地震が少しずつ落ち着いてきたら
周りの人と状況を確認しながら、また役所の人の指示を聞きながら、自宅に戻っていいと言われたら、持ち出せなかった防災グッズなどを取りに戻りましょう。
本当は、地震が起きた直後にリュックサックを持って外に出るのがベストです。
しかし、直ぐに持ち出せる場所にそれがなかった場合は、命が優先なので、手ぶらでも外に出る事です。
そして、高い場所に避難する。
命を確保できたら、その次に荷物と考えてほしいです。
絶対に忘れないでほしいのは、命こそ優先です。
悲しい現実
先日、テレビを見て知ったのですが、東日本大震災の時に、小学校の子ども達が高い場所へ避難を始めていると、先生が一旦集合をかけたそうです。
それにより、助かるはずだった命も助からなかったという悲しい事実を聞きました。
おそらく先生は、一生懸命で責任感の強い先生だったのだと思います。
そこには津波が襲ってきて、たくさんのランドセルが置き去りになっていたようです。
本当に悲しすぎます。
二度とこんな事がおこらないように、日頃から避難訓練の際にはどうすればよいか、確認しておいてほしいと思います。よろしくお願いします。
今日は必要な防災グッズについて皆さんと確認したいと思い、書いてみました。
災害はいつくるか分かりません。
一日も早く備えて欲しいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。