ポイ捨てをする人がいる一方で拾う人もいる[たかがゴミ1つ、されどゴミ1つ]

ポ~ン。と、ポイ捨てしているのを、皆さんは見たことがありますか?

運転中に前を走っている車の車内から、ポ~ン。

通勤中に前を歩いている人がタバコを、ポ~ン。

見かねて、私はそのタバコを踏みつけながら歩いていた事もあります。

まだ火がついている時もありました。

また、駐車場に空き瓶や空き缶が置いたままになっていて、私は気づかずにそこに車を停め、タイヤがそれを踏んでしまってガッシャ~ん!

幸いにもタイヤはパンクせずに無事でしたが、びっくりドッキリしました。

捨てる人の意識

なぜ、ごみをゴミ箱に捨てないのでしょう。

こんな小さなゴミ、どこに捨てても一緒だと思っているのでしょうか。

小さくてもゴミはゴミ。

「塵も積もれば山となる」と言われるように、テレビ番組でゴミ屋敷になった家の映像を見てみると、初めは小さな一つだったとしても、毎日の積み重ねでゴミが部屋中を埋め尽くすほど溜まるということです。

私は、いつも思います。

車からタバコの吸いガラやゴミを捨てた人の車に、そのゴミを拾って入れたい。

そしたら、その人はどんな気持ちになるのだろう。

自分の車にゴミが無ければいい、自分の家にゴミを持ち帰りたくない、と思っている?

「自分の場所以外」なら、ゴミが落ちてても平気なのでしょうか。

ポイ捨ては、自分中心の考え方の人がする事だと思います。

もし、自分の捨てたゴミを、人が自分の車に投げ入れたら…  激怒するでしょう。

よく考えてほしいと思います。

自分の家の敷地に、もしゴミを捨てられたら、どんな気持ちになるのだろう。

逆の立場になった時のことを考えれば、容易にわかりますよね。

知ってほしい。 そんなゴミを収集してくださる方もいるということを。

日本のゴミ事情

ここで環境省が発表している、一般廃棄物の排出量について。

ごみ総排出量 は4,095万トン(東京ドーム約110杯分)だそうです。

ポイ捨てとはまた全然違いますが、生活していく上でどうしても出てしまうゴミ。

ゴミを減らす努力もしていきたいですね。

ごみの種類はどのようなものが多いのでしょうか。

生ごみは、今も昔もあまり変わらないような気がするのですが。。

昔は、地元に小売りのお店があり、今のようなエコバックではないけれどMy かごを持って、近所に買い物に行く。そして、野菜などはそのまま入れて、魚や肉はさすがにそのままでは持って帰れませんが、専用の包むもので持って帰っていたようです。

今は小売店は激減して、大きなスーパーで買い物をするようになりましたが、プラスチック製の容器やビニールで包装したものが多く売られています。

日本は過剰なほど包装されていて、外国人の方はびっくりされるようですね。

包装の多くはプラスチック製ですが、その使用を減らすことはとても大切で、

生物の生息環境を守るだけでなく、原料となる原油の使用量も削減され、地球の資源を守ることにつながります。

また、プラスチックを製造する過程や、リサイクルできないものを焼却する過程で排出される、温室効果ガスの削減にもつながります。

ですので、私はなるべく、物を買わないように心がけています

とは言っても、スーパーでお肉や魚を買う時には、トレーが必ずついていますし、100均などでは便利なブラスチック製品が多く売られています。

この便利な世の中から、昔にもどることは出来ないかもしれませんが、対面式の買い物で、必要な量だけを簡単な包装紙で持ち帰る方法は、地球に優しい生活だったんだなと考えさせられますね。

 

食品ロスと賞味期限

食品ロスは年間約600トン以上にのぼり、国民一人当たりに換算すると、お茶碗 1杯分の食べ物を毎日捨てているという事になるそうです。

現代は、一人暮らしの人が多いことで、スーパーの総菜やコンビニのお弁当などはあふれんばかりに充実しています。

しかし、予測して納品・作ったけれど、思ったほど売れなかったものが、消費期限を過ぎると廃棄されることで、多くの食品が捨てられているのだと思います。

調べたところ、1985年にCODEX(食品の国際基準)規格で賞味期限表示が導入され、その後の変遷で「賞味期限」と「消費期限」の2つの期限表示になったということです。

当時から賞味期限表示をすることで食品ロスが増えるとの懸念は出ていたそうですが、米国からの外圧もあり、表示が義務付けられるようになったそうです。

これにより、やはり食品ロスは増え、個人的には、賞味期限を過ぎても食べれる人なのですが、お店側としては何かあった場合の責任問題もあるので、従わざるをえない訳です。

数量をよく考えて納品・作る数を決める事が大切ですが、少し「少なめ」で予測すると、食品ロスは減るのかなと考えます。

 

また、一人一人が気をつける事が必要です。

 ・ゴミは自分で持ち帰る

 ・決まった日に決まった場所に捨てる

 ・食べれる量だけ買う

 ・家にあるもので対応する(プラスチック製品など)

 

ごみを減らす事を意識して生活していけるといいですね。

最近思うことは、シンプルに生きる事で、逆に心が豊かになるという事です。

物が多いとごちゃごちゃしてしまいますが、必要な物だけに囲まれた生活は気持ちのいいものです。

 

今回も、最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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