ママ友のいじめ

出産して初めての集団生活に入るのが、保育園か幼稚園だと思います。

子どもが集団生活に入るということは、親も同じく集団に属することになりますよね。

集団となると、楽しいことも、大変なこともでてきます。

今回は私が経験した事について書いてみようと思います。

気に入らない人

その人は同じアパートに住んでいて、うちの息子と同じ年の、男女の双子のお母さんでした。

同じアパートなので、同じ幼稚園に通い、同じ小学校に入学しました。

息子とその双子は対照的で、息子は明るく自由な感じでしたが、双子は静かな方でした。

幼稚園ではクラスも違い、息子は友達も多くのびのびと楽しく過ごしていました。

私も息子の友達のお母さんと仲良くしていただき、交友が広がりました。

その双子のお母さんは、役員をしていました。

なんとなく、そのお母さんの様子がおかしいなと思い始めたのはいつからだったかもう覚えていませんが、いつの間にか、その役員の人達の態度が違うなーと思い始めました。

私か息子の何か気に入らないのだろうな…と思いながら、それでも普通に接していました。

私は感受性が人より強いため、人の気持ちがなんとなくわかるところがあり、それまでお互いに笑顔で挨拶をしていたお母さんが、急によそよそしくなっていくのを感じました。

いつも思うのですが、こんな時に「何か失礼な事をしてたらごめんなさい、何でも言って下さい」みたいなことを切り込む方がいいのか迷うのですが、聞いてビックリされても失礼かなと思い、モヤモヤした気持ちのままでいますね。

でも、いま思うのは、やはり聞いた方がいい。

関係が崩れるかもしれないけど、既にその時点で崩れている訳ですから。

はっきりと聞いて、こちらが悪ければ謝る機会もできるし、そっとしておく方がいいとは限らないのかなと思います。

 

周りを巻き込む口撃

だいぶ後になり、回り回って私の耳に入ってきたのでわかったのですが…

その家庭では、その日あったことを全部話すというルールを決めていたようで、子供から聞いた情報をそのままママ友に連絡して「今日○○くん(息子)に○○されたみたいだけど、大丈夫だった ? 」と、告げ口をしていたようです。

息子は活動的な方なので多少言われても仕方ないところはあると思いますが、他の子が息子と同じことをしても、息子の事だけを告げ口するという感じでした。

いなかの学校のため、1学年に1クラスしかなく、双子をもつその人は男の子の親も女の子の親もみんな知り合いで仲もよく、ママ友をランチに誘ってはそんな会話がされていたのでしょう。

私は少しずつ追いやられました。

でも「人の口に戸は立てられぬ」という言葉がある通り、その周りにいる人達に、元に戻ってもらうすべは無く、どんどん私は孤独を感じるようになっていきました。

親をみて育つ子供たち

息子はあまり何も気にしないタイプの子供ですが、何かおかしいと思ったのか私に言ってきたことがあります。

学校の帰りは、その双子の男の子と、もう一人の近所の男の子と3人で帰っていたのですが、息子が1人になるように、その双子の子はもう一人の子と先に走って帰り、隠れていたと。

また、友達が遊んでくれないということもありました。

その双子たちの私を見る目がすごく怖かったのを覚えています。

その家庭でどのような会話がされていたか知りませんが、うちは完全な悪人になっていたのでしょう。

でも、その親を見て、子供も人に意地悪をしたり、悪口を言う子になってしまったということです。

その後はここまでひどい人には出会いませんが、実際どこにでもいると思います。

子育てのやり方は家庭によって色々あると思いますが、子供の言うことだけを鵜吞みにして、今回のような事をするとか、先生に文句を言うなどはやめた方がいいと思います。

どちらか一方だけが悪いとは限らないので、そこまで追求して何が原因かを探す方が大切な気がします。

子ども同士の事はいろいろあって当たり前なので、「お互い様」という気持ちが大切だと思います。

そうすれば、何かあった時も、素直にごめんなさい、いえうちも、という気持ちよい関係が保てると思います。

転校

その後、違う理由もあり、そのアパートを出て、息子は転校することになりました。

その時はもう小学校高学年だった為、新しい学校では友達のグループもほぼ出来ている状態であまり馴染めず、今までの学校で卒業まで待ってあげればよかったとも思いました。

そこでは逆に息子が蹴られるとか、仲間に入れてもらえないということがあり、これ以上発展するとよくないなぁと思った私は、先生に相談しました。

そのような事があると息子から聞いたことを伝え、よく見ておいて欲しいとお願いしました。

先生は学校での子供たちを一番見ている方なので、しっかりと様子を見てくれて、公平な立場で導いてくれると信じています。

 

ママ友とのつきあい方

まとめ

私の経験で思うことは、子供同士のいざこざに親はなるべく介入しない方がいいという事です。

幼いときにはどうしても大人が手助けをしなくてはいけませんが、子供が成長してくるにつれ、危険でない限りは、子供同士で少しずつ解決できる力をつける意味でも、見守る姿勢が大切だと感じます。

ママ友は、子どもを通じたお付き合いなので、いずれ子供が成長すれば関係は薄くなります。

ちょうどいい距離を保ちながら付き合う事が必要だと思いました。

ママ友との付き合いは、子育てをする人共通の悩みかもしれません。

少しでも共感して頂けたのなら、悩んでいるのは、あなただけではありません。

子供の悪口や親の悪口、ねたみ、数多くありますが、そのようなグループは早く脱出するが一番です。

入ってみてわかる事が多いと思いますが、健全な子ども同士のお付き合いをするには、割り切ることも必要だと思います。

もう少しの辛抱です。頑張ってください。

応援しています。

今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました🍀

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